繁殖牝馬に種牡馬を種付けする際に考える血統的な考え方のこと。また、競走馬の血統的な理論のこと。
生産者は繁殖牝馬の血統を考えて配合を考え、種牡馬を選ぶ。
的中馬券に対して払い戻される金額または倍率のこと。現在発売されている最小単位の100円に対しての払い戻し額が配当金として示される。
例えば3500円の配当がついた場合、それは100円買っていた場合3500円の払い戻しを受けられるという意味であり、倍率でいうと35倍ということになる。的中馬券が100円で10000円以上の払い戻しを受けられる、つまり100倍以上の配当のことを万馬券という。
レースでの展開をさす言葉。レースの流れがはやいこと。先団を走っている競走馬は体力を多く使うことになるので最後にバテる可能性が高く、差し馬や追い込み馬が有利な展開になる。コースや馬場状態などの要因があり一概には言えないが、競走馬は2000mをだいたい2分前後で走るので、前半の1000mが60秒を切るとやや速めのペースとなる。
競走馬を輸送するための車。競走馬は美浦や栗東のトレセンから馬運車で各競馬場に運ばれる。また、レース中に何らかのアクシデントにあった馬を搬送するのにも使われる。
レース中に興奮した競走馬が騎手の指示に従わなくなること。
その結果オーバーペースになったり、斜行や逸走につながることもある。
若駒にみられる症状で、歯が乳歯から永久歯に生え替わることを指す。痛みを伴うので食欲が落ちることもあり体調を崩すこともある。
一般的には2歳の春頃に歯替わりをする馬が多い。
馬具のひとつ。乗馬の際、靴の踵に取り付ける鋭器でこれを使って馬の腹を蹴り、前進させたり気合を入れたりするための道具。「物事に拍車をかける」という言葉はここからきている。
勝馬投票券の俗称。
競走馬が脚を引きずったり、歩様が正常ではない状態を表す言葉。競走馬が出す故障のサインのようなもので、捻挫や骨折、屈腱炎などといった故障をしているときにこういった症状をみせる。
前肢の跛行を肩跛行、後肢の跛行を寛跛行という。
北海道の函館市にある中央競馬の競馬場。毎年多くの競走馬が訪れ、滞在することから、調教用のウッドチップコースが設けられている。北海道には他に札幌競馬場があり、どちらとも暑い夏場に開催され、北海道シリーズとも呼ばれる。
目の部分に網目状のネットを張ったブリンカー(斜眼革)の一種。ホライゾネットともいう。
レースで使用される例はあまりなく、主にパドックで気持ちを落ち着ける時などに使われる。
レースでの着差を表す単位のひとつで、競走馬1頭分の差をさす。1馬身でおよそ0.2秒の差があるといわれている。
1馬身の半分の差を半馬身差という。11馬身以上の着差は一律して大差と扱う。
1、2で馬体に異常が見られた場合、競走除外となる。
競走馬の体重のこと。レース当日、出走馬の馬体重は前走との体重差を併記して発走の約1時間前に発表される。馬体重はオッズプリンターやモニター、パドック前の電光掲示板で知ることが出来る。
前走時との体重差が20キロ以上あった場合はその競走馬になんらかの変化があったと見ることができる。
繁殖牝馬のこと。
ノーザンテーストの肌にサンデーサイレンスを付ける。
レース中や調教中に、競走馬のスタミナが切れて走るスピードが落ちること。
展開が速くて終いがバタバタになった。
まだ体が重くて終いがバタバタだ。
中央競馬会のレースの中で歴史があり、格も高いとされている8つの競走をさす言葉。
| レース名 | 出走制限 | コース | 距離 |
|---|---|---|---|
| 桜花賞 | 3歳牝馬 | 阪神 | 1600m |
| 優駿牝馬(オークス) | 3歳牝馬 | 東京 | 2400m |
| 皐月賞 | 3歳 | 中山 | 2000m |
| 東京優駿(日本ダービー) | 3歳 | 東京 | 2400m |
| 菊花賞 | 3歳 | 京都 | 3000m |
| 天皇賞(春) | 4歳以上 | 京都 | 3200m |
| 天皇賞(秋) | 3歳以上 | 東京 | 2000m |
| 有馬記念 | 3歳以上 | 中山 | 2500m |
の8つのGIレースをさす。最近ではこれにジャパンカップを入れて九大競走と呼ぶこともある。
競走馬が汗をかくこと。レース前やパドックであまりにも発汗がひどいのは割引材料になる。
パドックなどで馬の股間が粉を吹いたように白くなっている光景が見られるが、馬の汗にはラセリンという石鹸に似た成分が含まれており、それによって泡立った汗が白く見える。
あの馬は発汗がきついので消しだな。
ホームストレッチは逆に、スタンドから見て馬場と内場場をはさんだ向こうに伸びているストレートのこと。
レースがスタートすること。発走後の勝馬投票券の返還は特別な場合を除いてない。なお、馬券の締め切りは発走の2分前となっている。
返し馬を終えた競走馬が放馬によって著しく披露したり、アクシデントで外傷を負った時などにとられる処置。そのレースに出走することはできず、その馬がらみの馬券は返還される。
電話やパソコンといった端末機を利用して競馬場やWINSに行かなくても馬券を購入できる電話投票システムのこと。パットで投票を行うには手続きを踏まなければならない。
2008年現在での中央競馬のPATは、事前に入会手続きをすませたうえで電話投票専用口座を開設して投票を行うA-PAT方式と、インターネットバンキングを利用し、即日会員として投票できる即PAT方式の二つがある。
平等なスタートをするために作られた機械のこと。スターティングゲート。競走馬が中にはいり、スターターがボタンを押すとゲートが開き、レースが発走する仕組みになっている。
レースの前に出走する競走馬が集まり、周回する場所。下見所ともいう。すべての競馬場にあり、観客はここで競走馬の状態などをチェックすることができる。
競走馬が興奮するおそれがあるので、大声をあげたりフラッシュをたいて撮影してはいけません。
公正な競馬を保つために競馬場に設置されているパトロールタワーから撮影された映像のこと。レース中に審議対象にあたる行為があった場合にこの映像を見て審議委員が審議をする。
最近では降着や失格があった場合にかぎり、レース後にパトロールビデオが放送される。また、公式サイトの競走成績欄でもパトロールビデオを確認することができる。
ゲート入りが極端に悪い競走馬にたいして用いる器具のこと。鼻にある急所を押さえて反抗できなくする。また、精神を落ち着かせる働きもあるという。
競走馬の持ち主、オーナのこと。
馬主は競走馬の購入代金や維持費など多くの資金を必要とするため、JRAによって行われる資金面や人間面においての厳正な審査を通過しなければならない。競走馬がレースで賞金を得た場合、80%が馬主のものとなる。
競馬場のコースの状態のこと。水分の含有量によって、良、
馬場状態はレースや予想において重要な要素であり、変更があった場合は直ちに発表される。
開催の終わりにさしかかると天候とは関係なく芝コースが荒れていて、発表こそないが馬場状態が悪くなっているときがあるで注意。
馬具のひとつ。競走馬の口に付けて手綱に取り付ける。騎手は手綱を使ってハミを微妙に操作し、競走馬に自分の意志を伝える。
現在は様々な種類のハミがあり、競走馬の特徴や騎手との相性などによって使い分けられる。
競走馬に付けられている名前のこと。馬名登録にはおおまかに以下の制限がある。
日本中央競馬会競馬施行規程 第22条より(2008-11-12)
ニホンピロウイナーやミスターシービーは2代目であることで有名。
的中した馬券を現金にかえること。全国の競馬場、WINSなどの払い戻し窓口や自動払い戻し機で払い戻しが行われる。
払い戻しの有効期限はレースから60日と決まっているので注意が必要。
競走馬の腹にまわして鞍がずれるのを防ぐ器具のこと。安全の為に腹帯の上からもう1本帯を巻くが、これを上腹という。
現在JRAが採用しているオッズ算出法。主催者が馬券を発売し、一定の控除率を差し引いた残金でオッズを算出する方式のこと。フランスで考案された。
他の算出方法としてイギリスなどで行われているブックメーカー方式がある。
レースの種類のひとつ。競走馬の負担重量が賞金でなく年齢や性別によって決められているレースのこと。
以下は2008年現在の馬齢重量。
| 年齢 | 2歳 | 3歳 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜9月 | 10〜12月 | 1〜9月 | 10〜12月 | ||
| 負担重量 | 牡・騸 | 54kg | 55kg | 56kg | 57kg |
| 牝 | 54kg | 54kg | 54kg | 55kg | |
騎手の鞍や帽子などの用意をしたり馬具を整えたりする補佐役のこと。英語やフランス語で「雇い人」「従者」という意味がある。
基本的には複数の騎手に一人のバレットがつく。騎手が個人で契約するが、義務付けられているわけではない。日本では97年に的場均元騎手が長男を採用したのが始まり。
距離の単位で、正式にはfurlongと表記する。本来は1マイル(1609.3m)の8分の1を表す単位なのだが、競馬では200mをさす。コースにはハロン棒と呼ばれる数字が書いてある棒が立っていて、レースが残り何mかを知ることが出来る。
1200mで争われるスプリント戦を「電撃の6ハロン戦」などと呼んだりする。調教のタイムもハロンごとのタイムで記録される。コースや距離によって異なるが、競走馬は1ハロンを平均して12秒前後で走ることができる。
ハロン棒はメートル表示なので注意。
父親が違う兄弟のこと。
競走馬でいう兄弟とは"同一の母馬から生まれた馬"を指す。母親も父親も同じ兄弟は全兄弟と呼ぶ。
| 父が同じ | 父が違う | ||
|---|---|---|---|
| 牡馬 | 上 | 全兄 | 半兄 |
| 下 | 全弟 | 半弟 | |
| 牝馬 | 上 | 全姉 | 半姉 |
| 下 | 全妹 | 半妹 | |
主にジャンプレース(障害競走)で使われるアップダウンの激しい馬場のこと。中山競馬場の障害コースにあるバンケットや京都競馬場の第9号障害(通称"ビッグスワン")が有名。ちなみに、バンケット(banquette)はフランス語で「(馬)障害物としての推土、バンク」という意味。他には列車、電車などのベンチ、ゴルフのバンカーといった意味がある。
競走生活を終えて、子供を産むために牧場で生活をする牝馬のこと。肌馬ともいう。
牡馬が種牡馬になるにはレースである程度の活躍をしなければならないが、繁殖牝馬は競走成績と血統が重要視されるため、活躍が見込めなくなった場合は早々に競走生活を終えることが多い。
牝馬が競走生活を終えて繁殖入りすることを「繁殖にあがる」という。
兵庫県宝塚市にある中央競馬の競馬場。最寄りの駅、地名から
第1コーナーがきつく、第3コーナーと第4コーナが連結した緩いカーブを描いているのが特徴。ホームストレッチには坂がある。
桜花賞や宝塚記念、阪神ジュベナイルフィリーズといったビッグレースの行われる競馬場。
競走馬の脚を保護する為につけられるサポーターのこと。バンジツや
競走馬の馬齢や獲得賞金とは関係なく、近走の成績や競走馬の能力などを考慮に入れてハンデキャッパーとよばれる人々がその競走馬の負担重量を決めるレースのこと。
当然実力馬は重い負担重量を与えられる。その負担重量が妥当であると力が拮抗して白熱したレースとなる。レース的にも馬券的にも面白いレースになる傾向が強い。
ハンデ戦で最も重い負担重量を課せられる競走馬をトップハンデという。
競走馬の脚質のひとつ。レースでの位置取りにこだわらず、どこからでも実力を発揮できる馬のこと。
騎手の判断でどの位置からでも競馬をする事のできる馬。
トレセンにある、傾斜の付けられた調教施設のこと。ウッドチップが敷き詰められていて、競走馬の脚に負担がかからない仕組みになっている。
一般的に、坂路調教を施すことにより競走馬は瞬発力や持久力を飛躍的にアップさせることができる。美浦よりも栗東の坂路の方が勾配がきつくて長い。
昔は関東馬の方が強かったが、昭和62年に栗東に坂路コースが出来て以来、関西馬の活躍が目立つようになったと言われている。