競馬辞典 競馬用語辞典・ほ


■放馬【ほうば】

レースや調教の時に競走馬が騎手を振り落として勝手に走り回ってしまうこと。

事故などにつながる可能性があるので危険であり、レース前の放馬などは競走馬が体力を消耗したり外傷を被る可能性がある。ほとんどの場合が捕まり次第馬体検査が行われ、疲労や外傷が著しい場合には競走除外となる。

■放牧【ほうぼく】

度重なるレースで疲労のたまった競走馬や故障した競走馬などを牧場に帰してリフレッシュさせること。

期間は定まっていないがリフレッシュ放牧なら3ヶ月ぐらいが妥当な線であるといえる。一概には言えないが放牧開けの競走馬は体ができていなかったりレース感が戻っていないためにその能力を発揮できない場合が多い。

■ポケット[Pocket]
  1. コースにある直線の延長線上にあるスタート地点のこと。競馬場とレース距離によって違う。東京の2000mや京都の芝1800m(外)、新潟の2000m(外)コースなどはバックストレートの奥にポケットがあり、そこからのスタートとなる。
  2. 馬群のこと。馬群の中に入って身動きがとれない状態になることをポケットに入るという。
■【ほし】

サラブレッドの馬相を表す用語で、額に見られる白い部分のこと。

形や大きさによって大星(おおぼし)小星(こぼし)流星(りゅうせい)曲星(きょくせい)乱星(らんせい)環星(かんせい)といった種類がある。

■ボックス[Box]

馬券の買い方のひとつ。3頭以上の競走馬を選び、レースでそれらが来れば必ずあたる買い方のこと。三角買いなどとも呼ぶ。

式別と選択する頭数によって組み合わせ数は変わる。馬連3頭BOXを例をあげると、A-B、B-C、A-Cの3通り、馬単3頭BOXだと先の3つに加え、ウラであるB-A、C-B、C-Aも買い目となるので6通りとなる。

競馬場にはフォーメーション・ボックス専用のマークシートがあるが、これで購入する際はすべて同額の買い目となるので注意が必要。

■ホームストレッチ[Home Stretch]

第4コーナから第1コーナーまでの直線のこと。

ゴール板は第1コーナー寄りにある。ホームストレッチの長さは各競馬場によって違い、東京競馬場や新潟競馬場は長く、小倉競馬場や中山競馬場は短い。また、東京、中山、阪神、福島の4コースにはホームストレッチに坂があり、競走馬にとってつらいコースになっている。

■歩様【ほよう】

競走馬が歩く際の様子のこと。

故障している競走馬は歩様がおかしかったり乱れたりする。馬を見る目が肥えている関係者などは歩様をみてその競走馬が走るか走らないかを見抜けるという。

■ボロ

競走馬の糞のこと。馬糞。

パドックなどでボロをしている競走馬を見かけることがある。特にレースに影響はないらしいが「ウンを落とす」という事で嫌うファンもいる。

■ポン駆け【ぽんがけ】

休養していた競走馬が復帰後のレースで好走すること。

一般的にはレース感がもどっていなかったり体が出来ていなかったりするために凡走するケースが多いが、初戦から力を発揮できる競走馬もいて、そういう馬を鉄砲駆けする、ポン駆けするという。

■本賞金【ほんしょうきん】

レースで1着から5着に入ったときに支払われる賞金のこと。レースの格によって違う。

これに付加賞距離別出走奨励賞内国産馬所有奨励賞出走奨励金といった賞金を加算したものを獲得総賞金という。

競走馬のクラス分けには収得賞金が使われる。

■本馬場【ほんばば】

レースがおこなわれるコースのこと。

パドックでの周回を終えた競走馬が騎手をのせてコースに出てくることを本馬場入場という。

■本命【ほんめい】

予想印のひとつ。そのレースで一番有力であり、もっとも勝利に近いと思われる競走馬に付ける印で、「◎」で表す。

実力、人気が抜けている馬が出走していた時に競馬専門紙などに「◎」が並ぶ様をグリグリなどと呼ぶことがある。