競馬辞典 競馬用語辞典・た


■待機所【たいきじょ】

返し馬をおえた各馬が集まって輪乗りを行うところ。ここで馬を落ち着かせたり最終調整を行ってスタートを待つことになる。

■待機馬【たいきば】

一定の期間、レースを使わずに休養を取りながら調整されている競走馬のこと。

主に春シーズンを終えた有力馬などが秋シーズンの為に夏シーズンのレースを使わずにリフレッシュを図る事を指す。

■対抗【たいこう】

予想印のひとつ。予想をする際に本命を負かせるとおもう競走馬につける印で、そのレースにおける2番手評価の馬に打たれる。一般的には「○」で表される。

■大差【たいさ】

レースにおける着差のひとつ。後続に11馬身以上の差をつけること。

レース展開にもよるが、一般的には大差で1着になった馬は他の馬との能力が大きく違うと考えてよい。

■滞在競馬【たいざいけいば】

トレセンから遠い所にある競馬場などで、競走馬を何日か前からレースの行われる競馬場に滞在させること。

夏場などの開催の時に行われることが多い。当日輸送よりもじっくりと調整できるというメリットもあるが、競馬場にはトレーニングセンターにあるような高度な調教施設がなく、主に本馬場での芝やダートの調教となる。

■帯同馬【たいどうば】

競走馬が遠征する際に一緒に連れていく調教パートナーのこと。

北海道や海外のレースに参戦する際も帯同馬を付けることが多い。帯同馬もレースに出走することがあるため、予想する上でどの馬が帯同馬かを見極めることも重要な要素となってくる。

特に海外遠征などでは帯同馬を連れて行くことが多い。

■タイムオーバー

平地競走において、1着入線馬から一定以上のタイムで入線した競走馬に対して課せられる出走制限のこと。

タイムオーバーとなった競走馬は1ヶ月間レースへの出走が禁止されるが、未勝利馬の場合は1回目で1ヶ月、2回目で2ヶ月、3回目以降は3ヶ月間レースに出走することが出来なくなる。

タイムオーバーの基準は以下の通り

タイムオーバー基準タイム
距離ダート
1400m未満3秒(3秒)[注]4秒(4秒)
1400m以上2000m未満4秒(3秒)5秒(4秒)
2000m以上5秒(4秒)6秒(4秒)
  • [注]括弧内は秋季競馬における3歳未勝利戦で適用。
新馬戦タイムオーバー基準タイム
距離ダート
1400m未満4秒5秒
1400m以上2000m未満5秒6秒
2000m以上6秒7秒

4秒差というのは着差でいうと約24馬身にあたる。重賞競走や国際招待レース、レコードタイムが記録されたレース、大きな不利を被ったレースではこのペナルティは適用されない。

■代用的中【だいようてきちゅう】

枠連で、自分が狙った競走馬と同枠に入っていた馬が連に絡み、結果的に買った馬券が的中すること。

■ダク

速歩(そくほ)トロットのこと。

前足を少し高く小刻みに出す歩き方で、軽い乗り運動やレース前日の調整などで使われる。

■叩く【たたく】

レースを使うこと。休養明けの競走馬などは仕上がり途上の場合が多く、一度叩いてから次のレースを目標に調整することが多い。

レースを何戦か積み重ねないと調子が上がってこないタイプを叩き良化型と呼んだりする。逆に、何戦もレースを使うと調子を落としてしまうタイプを使い減りするという。
■手綱【たづな】

馬具のひとつ。騎手が馬上で握り、微妙な調整により競走馬に自分の意志を伝える。

■タテ目【たてめ】

馬券で、A-B、A-Cという組み合わせにたいして、B-Cという組み合わせをタテ目という。

用例タテ目を買っていなくて外れてしまった……。

■ダークホース[Dark Horse]

元々は「能力のわからない馬」という意味で、転じて人気の低い馬や穴馬のことを指す言葉。競馬だけでなく様々な場面で使われる。

■ダートコース[Dirt]

砂地のコースのこと。ダートコースを得意とする競走馬をダート馬という。

中央競馬ではフェブラリーステークスやジャパンカップダートといったGI競走が設けられている。基本的にダートのレースは芝に比べて時計がかかる。ダートの得意な競走馬は踏み込みが強く、脚の力がある馬といわれている。

■種付け【たねつけ】

種牡馬と繁殖牝馬を交配させること。一般的に日本では3月から5月の間に行われる。

■ターフ[Turf]

芝コースのこと。中央競馬が組んでいるGI競走のほとんどは芝コースで行われることから、格付けでいったらダートよりも高いとされる。

欧州では芝、アメリカではダートが中心の競馬が展開されており、日本はクラシック競走など欧州に倣ったレース体系をとっている。

■ターフビジョン[Turf Vision]

競馬場に設置されている大型の画面のこと。レースやパドックなどを大きな画面に映す。

■単穴【たんあな】

予想印のひとつ。本命や対抗には落ちるが、本命を負かせる可能性のある穴馬に打たれる。

印は「▲」マークが使われることが多い。勝つ可能性もあるが凡走する可能性もあるため、単勝で買いたい穴馬という意味。

■単騎逃げ【たんきにげ】

逃げ馬が一騎で先頭にたって逃げること。

他の馬に競りかけられることなく自分のペースを守って逃げることが出来るので、逃げ馬にとっては理想的な展開といえる。

用例あの馬は単騎でいけないともろいんだよ。

■短距離【たんきょり】

レースで主に1000mから1400mの距離の事をいう。この距離を得意とする競走馬をスプリンターという。

■ダンゴ
  1. レース中、馬群が一段となってレースが展開されている状態。こういった場合、ほとんどが最後の決めての差で勝負が決まる上がりの勝負になる。
  2. 競馬専門紙などの予想印のこと。◎○▲△といった印が串にささった団子のようにみえることから。予想記者のことを「ダンゴ打ち」と呼ぶこともある。
■単勝式【たんしょうしき】

馬券の購入形式のひとつ。レースで1着になる競走馬を予想する。一般的に単勝でもっとも支持を受けた馬を一番人気といい、レースの主役となる。

■単走【たんそう】

競走馬の調教方法のひとつ。調教の際、一頭で走ること。

逆に2、3頭の馬と一緒に走ることを併せ馬(あわせうま)併走(へいそう)という。

■単枠指定【たんわくしてい】

枠番連勝しかなかった時代に強い馬に与えられた1頭しか入れない枠のこと。

1973年から続いたが、1991年の馬連発売とともに廃止された。